Shanty近況37〜初めてのおばさん〜
こんにちは、Shantyです。
※今回「オバさん」と言う自身の年齢をガン無視したディスワードが多用されておりますが、ここで言うオバさんとは、あくまでも「ファッション迷子の中途半端な服を着たほどほどの年齢のレディ」をさします。
イコール年齢ではないのでご注意ください。
日々是迷走中
只今仕事で絶賛迷走中。頭を悩ませる日々が続いております。
そんな私の仕事は服屋。
先日、マネキン(我々の間ではVPと言うことが多いです)をせっせと着替えさせていた時に事件は起こりました。
首元が寂しかったので、なにか暖かく見えるファーかスヌードか…まぁストールでもいいか…とりあえずなんか巻こう!と思い、その場にいたパイセンを呼んでどれがいいかなーなんてやっていたのです。
最初に私が提案したストールはパイセンに「いや、なんか色がボケるよ!」と言われ、チェンジ。
次にパイセンが提案したストールは「お…おう…」と私が納得しない。でも、パイセンがそのストールの良さを一生懸命説明してくれるんです。
「ストールの色がトップスのえんじ色と合うでしょう?チェックのパンツにも赤が入ってるから、全体的に合うし締まるんだよ」
と。
その時私、大失態を犯しました。
「オバさんって、色合わせるの好きだよね…」
と、薄笑い浮かべながら言い放ってしまったのです…!!!
Shanty!!お前もオバさんだろうよ!!!
なんて失礼な!!!と慌てて気づいて取り繕い、とんだ失言に猛烈に反省して逃げ出すように休憩に行きました。
パイセンに大変失礼なことを言ってしまった…
海底より深く反省して休憩から戻って来たら、先ほどのShantyの失言を気にしていない風のパイセンがニコニコと「Shantyさん!やっぱりストール、別のにした!」とおっしゃっているんです。
ほうほう…と思って見てみると、
え?!手ぬぐい?コレなに?首に手ぬぐい巻いてるよね?
「ちょちょちょ!ちょっと待って!コレは無いよ!手ぬぐいにしか見えない!!!」
Shanty、再び失言。
「手ぬぐいじゃ無いよー!この色合いが良いんじゃん!それに日本製だよー!」
と言うパイセンに向かって、
「いや、もう全然分かんない!!!アカン!コレはダメだ!そもそもね、日本製とかそう言うのには私騙されないから!」
と、自分から聞いておきながらパイセンを全否定。
…なんと言う失言…反省…
幸い、パイセンと私の関係は比較的良好ですので「今日は意見が合わないねー」なんて笑って済んだのですが…
その後Shanty、猛烈に深海より深く猛省致しました。
私が私のポリシーを貫くのではなく、私がアッパーな年齢に寄添わなければならない。
実際購入しているお客様の年齢に近いのは、私ではなくパイセンなんだから、パイセンの意見は貴重。
だってコレは商売だから!仕事だから!
私がオバさんに寄り添うのが仕事です!(既に失言)
そもそもですね、身も蓋もない言い方になるんですけど、私、洋服に興味無いんです。
最近は特に周り気にせず自分が好きな服着れば良いじゃんって思ってるし、若い頃もかなり個性的な服着てたタイプだし(ヴィジュアル系から始まり裏原系になったりなんかもう服装遍歴はかなり紆余曲折)
これは何色と合うかしら?とか聞かれても、貴女、白黒グレー以外に合わせる気あるんですか?そもそも色に迷うくらいの服を持ってるんですか?って腹の中で思ってるし。
なんか服が欲しいって漠然と言われても、貴女の生活圏も知らないし、用途とか好みのスタイリングとか、全部ひっくるめてアドバイスしないと意味ないんだよねー!
などなど。思う所はいっぱいあるわけよ。
あ、ダメだー…ヒートアップしてきたー…反省してないじゃん!!!
…反省します…
ファッション迷子の中途半端なオバさんって、流行ってればなんでも取り入れたがるんだけど、その流行をいつまでも引っ張るから余計ダサくなって、故に「オバさん臭い」ってなるんだよね…
言いたいことはいっぱいあるけど、この辺にしといてやるよ…!
中途半端な終わり方ですが、この辺で!
Shanty